なぜ?
肩コリ・腰痛に…
肩コリとは何か?
国民の7割が悩む「肩こり」について…
肩が凝ったら湿布や磁石、飲み薬など
日本のみならず海外でも主流となっています。
誤った知識や教育により改善するのも改善しない状態が続いています。
肩コリから四十・五十肩などに発展するケースも少なくありません!
昔だと四十肩は「ほっとけば治る」が一般的だったそうですが、
最近の統計によりますと、自然治癒する割合は…
3割だそうです…
いずれにせよ、治療した方が良さそうですね…笑
実は、「肩こり」は、
正式な医学的病名ではありません。
そのため、一般的な「肩こり」は、
「後頭部から肩、肩甲部にかけての筋肉の緊張を中心とする不快感、違和感、鈍痛など」と言われているが…
明確な定義がないのが現状です。
平成19年の国民生活基礎調査によれば、肩こりは女性の訴える症状の第1位、男性では2位とされています。国民的な疾患です!
ですが、実際肩こりは、国民的な疾患にも関わらず論文や研究は意外にもあまり多くありません。
その要因としては、
一般的に体型的な要素で女性は男性よりも首が長く細くなで肩
と言われ、体型が問題だと重視されているからです。
そのため頭部を支えるために頸−肩部の筋肉が必要以上に負荷がかかり
筋肉が硬直しやすくなり、血液やリンパの流れが悪くなりやすいと考えられています。
また、体質的な問題を考えると女性は男性よりも冷え性が多いと
言われています。
(要因の一つに、女性の方が筋肉量が少なく基礎代謝も低い事)
また、都市化や運動不足などでストレスが増強し、「肩こり」を訴える人が増えたなどストレスが原因だと考える論文もあります。
(ストレスにより、自律神経系の乱れが生じ、血管内の収縮・弛緩機能を正常より逸脱させ、筋肉が疲労を起こしやすい状態にある為)
これらの事により「筋攣縮」が生じているのです。
筋攣縮とは、筋肉が痙攣(スパズム)した状態を意味し、
同時に血管にもスパズムが生じていることを指します。
これは、脊髄反射を基盤とし、運動神経による活動電位が高ぶる事で筋肉の血管は圧迫され、虚血(必要量の血液が行き渡らない状態)が生じると言われています。
その結果、血液循環が滞り、筋細胞は徐々に変性し、
その過程で発痛物質を放散します。
「血流が滞りやすい低血圧症」の方や
「運動不足などで血液循環が悪い人」、
「ストレスが生じることで自律神経系のバランスが乱れ、血管の収縮が上手く調整できない」
など多くの方が肩こりになりやすいと考えられます。
また、重力に対する姿勢の保持として身体の約10%ほどの重さが頭部にはあり、ボーリングの球程の重さです。
これを長期的な姿勢継続(支える)により、周りの組織や筋肉が過剰に収縮することで筋肉が虚血状態を引き起こし、痛みに繋がります。
まとめると、
① ✖️ストレスなどの発生により筋攣縮→ ⭕️筋の正常な伸縮性の確保
② ✖️過剰収縮を招き筋肉内での虚血状態→⭕️液ものの循環を正常化
③ ✖️姿勢を評価し負担となる部位→ ⭕️姿勢による代償させない
改善のきっかけとなるのは…
姿勢が非常に大事です!